« 2006年12月 | トップページ | 2007年2月 »

2007/01/29

Bushのtaunting

NFC Championshipで、RBブッシュが左側のサイドライン際をロング・スウィングで上がったところにQBブリーズからのパスがヒットし、あとはブッシュのやりたい放題でTDしたプレイで、私は解説しつつ「これはtauntingではないか」と言いました。その場では、フラッグは投げられなかったものの、ようやくNFLは$5,000の罰金を言い渡した模様です。
NCAAルールとNFLルールの程度に差はあるものの、
・単に喜びを表現する行為 (プレイ本人、あるいはその選手に駆け寄る人々) celebration
・やられた相手を侮辱する行為 taunting
・他の選手が集まるのを待って、予め決めた動きをメンバーで行う demonstration

があると思います。
別の表現をすると、単に喜びを表現するのは「プレイが終わって、すぐに始まり、かつすぐに終わる」ことであるのに対して、違法行為は「プレイが終わって、しばらくしてから始まり、かつ程度が深く、さらに長い間やっている」ことと、言えます。

NFLは我々の憧れではありますが、スポーツマンとしては、常にチームメイト、コーチ、相手チームの選手/コーチ、ファン、身内などに対してリスペクトを払うべき存在であり、その点において、NFLの選手は、必ずしもふさわしくない行為を行うことがある事実を、我々は知っておく必要があると思います。

| | コメント (1) | トラックバック (3)

2007/01/23

新コーチ続々

パーセルズが引退し、その一方でレイダースは31歳のキフィン(バッカニアーズのキフィンの息子=ここ二年、USC攻撃コーディネータ)を、スティーラーズは34歳のトムリン(一年だけヴァイキングスの守備コーディネータ。ダンジーが01年、バッカニアーズ最後の年にDBコーチとしてバッカニアーズに雇い入れた人物)を、それぞれ次を託すコーチに指名
空席はカウボーイズだけに。

以前、「Dungy's tie」に書いたが、いよいよダンジーは、96年に雇ったLBコーチのラヴィー・スミスが率いるベアーズと対戦。かつてダンジーの部下だったコーチは、エドワーズ、マリネーリ、スミス、トムリンと、本人を含めて五名が現役HCという時代に。
かつての、ホルムグレン、カウハーの部下が流出したことを思い出す。
他の新コーチは、ドルフィンズにキャメロン(前チャージャーズ攻撃コーディネータ)、カーディナルズにウィーゼンハント(前スティーラーズ攻撃コーディネータ)、ファルコンズにペトリーノ(前ルイヴィル大ヘッドコーチ、その前は01年までコフリンのもと、ジャグアーズ攻撃コーディネータ)という面々。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2007/01/22

チャンピオンシップ!

私のブログをご覧になる方々で、チャンピオンシップの結果を知らない方は、いないだろうと思っていますが、一応、放送が終わる今夜まで待ちましょう。
でも、スゴイ試合でしたね。
今年は、ディヴィジョナル・プレイオフも四試合で18点差しか開いていない、3点差以内の試合が三つ、と「一発勝負をかけるトーナメントだから、当たり外れで、意外に点差が開く」ことの多かった(私、データを調べていませんが)プレイオフにしては、タイトは試合が多いですね。どちらかのチームのファンであっても、単にNFL/フットボールのファンであっても、「最後までハラハラ」という試合は楽しいものですね。

なお、コメントを多数頂いている「現地の試合の放送順と、NHK BSでの放送順の違いによる情報開示の順序→混乱」については、私にどうこう出来たワケではないのですが、放送に関わった一人として、視聴者の皆さんにお詫び申し上げます
現場の、ある方(上層部)は「この編成には問題があった」ことは認めていらっしゃったので、来年以降は、改善されることを私も切に望みます。
ただし、以前も申し上げたように、あのようにゴルフを優先されるのは、ずばりフットボールの人気が無いから、ではないでしょうか?
「チャンピオンシップなんだぞ、こっちは!」という、お叱りの声をNHKにお寄せいただくことで「望んでいるお客様が多い」ことが伝わると思います。
おまけに、そのゴルフの再放送を夕方やるために、NFCのチャンピオンシップは今晩までお預け、ですし。

| | コメント (6) | トラックバック (3)

2007/01/14

Tikiのボールセキュリティ

ジャイアンツが敗れ、引退を宣言しているTiki Barberの走りを見ることは、もうないのかもしれない。ジャイアンツはWeek16のvs セインツはひどい試合で、たしかTikiも走れなかった。最終週at レッドスキンズでは、前の週のひどさを引きずっているかと心配したけれど、Tikiの「魂の走り」で、見事に勝利して、ワイルドカード滑り込みを果たした。Week16と17のジャイアンツ戦を担当して(改めて)気付いたのは、Tikiのボールの持ち方。ペイトリオッツのDillonが左手でしかボールを抱えないと解説の宍戸さんが指摘していたけれど、Tikiはいつもコンパクトに脇に抱えている。かつ密集を抜ける時には、更に身体を細く、かつ堅くしているようだ。密集こそ激しいヒットがどこから飛んでくるか分からないから要注意の場所だと知っているように。それは、右手で抱えても左手で抱えても同じスタイル。ヴァージニア大学時代からなのか、NFLに入ってからなのか分からないが、ここ数年、ファンブルが減ったという数字を見ると、最近のことかもしれない。ここにも、一つのプロのスタイルがあると思った。

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2007/01/10

フラッグの日本選手権

ライスボウルの日に、フラッグ・フットボールの日本選手権も同じ東京ドームで開催されて、今年で七年目になります。
日本選手権には、フラッグ・フットボールのシニア(高校生以上男子)、レディス(中学生以上女子)、ジュニア(中学生男女)、キディ(小学生高学年男女)の四つのカテゴリーが設けられています。
Xリーグの富士通フロンティアーズの傘下には、この四つのカテゴリーと、小学校低学年のカテゴリーの五つのチームを持っています
http://sports.fujitsu.com/frontiers/flag_football/index.html
が、この日本選手権には、レディス(富士通マロンティアーズ)と、ジュニア(富士通ジュニア・フロンティアーズ)が東日本代表として出場し、それぞれ優勝し、日本一となりました
なお、シニアとキディは、それぞれ「東日本準優勝」と惜しくも日本選手権に及ばず。
ちなみに、キディの東日本代表は、あの、オービック・シーガルズの傘下、ジュニア・シーガルズで、日本選手権では、残念ながらマッスル長糸に敗れました...
http://www.j-flagfootball.com/

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2007/01/08

Tony Dungy's tie

RCAドームにベアーズのHC、ラヴィ・スミスが来ていたことが映されていました。
トニー・ダンジーと、ハーム・エドワーズとスミスの三人で前夜、食事をしたこともあり、「誰が支払ったのか」なんて話題もありました。(ダンジー支払い)

もともと、エドワーズとダンジーとは、チーフスつながりです。ダンジーがショッテンハイマーHC、カウハー守備コーディネータのもと、DB担当コーチだったのが90年前後。従って「自分のNFLコーチのキャリアが始まったチーフス」への思い入れも強く、ジェッツのHC職を投げ打ってチーフスのHCになったと思われます。
90年前後、エドワーズはチーフスのスカウト(大学チームの優れた選手を発掘する役)で、ダンジーが92年にヴァイキングスの守備コーディネータ(HCはデニス・グリーン)に出たあと、DBコーチに昇格。ダンジーが96年にバッカニアーズHCに移ると、ダンジーはすかさずエドワーズを呼び寄せ「アシスタントHC/DB担当」に据えました。五年後、エドワーズはジェッツのHCに、その一年後、ダンジーはバッカニアーズを追われてコルツのHCに。
エドワーズはコーディネータ経験が無いままにHCに就任したことになり、階段を登っていくタイプで昇格することが多い米国のコーチ職の中では珍しいタイプでしょう。(イーグルスのアンディ・リードHCは、パッカーズのTEコーチ、QBコーチから、いきなりヘッドコーチに就任し、似たタイプです)
さて、バッカニアーズ時代、ダンジーHC、エドワーズがHC補佐の際に、LBコーチがスミス(現ベアーズHC)、DLコーチがマリネーリ(現ライオンズHC)ということになり、96年から00年までの五年間続きました。当時のバッカニアーズのスタッフから現在は四名がNFLのHCであり、かつ、うち三人がプレイオフに出ているというのは、スゴイこと。まさにダンジーの人脈、当時のコーチングスタッフに対する慧眼と言えるでしょう。

かつてはパッカーズHCのホルムグレン人脈(グルーデン、ジョーロン、マリウッチ、モーニンウェグ、リード、ローズ、シャーマン)が話題になり、カウハー人脈(ケイパーズ、ゲイリー、ルボウ、マーヴィン・ルイス、ムラーキー、ギルブライド、ハズレット、ティム・ルイス)も凄かったです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

Larry Johnson父

見事なまでに、走らせてもらえなかったLarry Johnsonですね。
彼の父、Larry Johnson, SrがRCAドームに来ていましたね。
ご紹介で、ペンシルヴァニア州立大のDLコーチ、と。
Penn Stateと言えば、名将Joe Paterno率いるチームですから、そこの
フルタイム・コーチというのも、相当なモノです。
http://gopsusports.com/football/people/asstcoaches/assistants.cfm#Johnson
にあるように、チーム11年目。DL全般の担当になって7年目とのことで、まさに
チーフスの2006年ドラフト一巡(20位)のDE Tamba Hali (91)は、彼の教え子。
これまでのドラフト一巡となった教え子としては
Michael Haynes:2003年、Chicago (06年~New Orleans、9/14に解雇)
Jimmy Kennedy:2002年、St. Louis
Courtney Brown:2000年、Cleveland (05年~Denver)
がいるようです。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2007/01/06

日本の選手権終了

ライスボウル(日本選手権)が30-29という稀に見る大接戦で終わり、日本のフットボールの選手権(チャンピオンシップ)が全て終わりましたね。

関東学生のFINAL、CLASH BOWL(12/3)では法政が慶應に49-13で圧勝しました http://www.kcfa.jp/06120301.pdf
が、関西学生での関学-立命館は16-14という大接戦(11/26)
http://www.kansai-football.jp/result/2006a/result061126_1.html
そして、甲子園ボウル(12/17)は、この時期に雷雨中断というハプニングもありながら、45-43という関西学院との大接戦を法政が制しました。
http://www.kansai-football.jp/result/2006a/result061217_1.html

高校の決勝、クリスマスボウル(12/24)は、日大三高が関西大倉とのシーソーゲームを自分達を信じたプレイで24-21で制しました。
http://www.ne.jp/asahi/high/football/result-061224.htm#12月24日の結果

社会人決勝、Japan X Bowl(12/16)では、タイブレイクに持ち込まれるかの混戦を、オンワードスカイラークスが鹿島ディアーズを24-21で振り切りました。
http://www.xleague.com/review/06/special_a/jxb/06jxb_senp.html

いよいよ日本選手権、ライスボウルでは、まさに土壇場まで決着が見えない熱戦が繰り広げられ、オンワードスカイラークスが30-29で法政大学を下しました。
http://www.xleague.com/review/06/special_a/rice/rice_senp.html

選手権シリーズが、これほどの好試合続きだったことは、過去にはそう無かったと思います。フットボール関係者として、このような素晴らしい試合を見せてくれて、そして魅せてくれた各チームの皆さんに、この場を借りて御礼を申し上げると同時に、素晴らしい試合を見ることが叶ったことに感謝します。さらには、優勝されたチームの皆さん、まことにおめでとうございました!

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2007/01/01

レギュラーシーズン終了!

NFCの方は、前週ホームでSaints相手にひどい試合をしたGiantsがat Redskinsで勝利し、Packersがat Bearsで勝ったものの、滑り込みに成功。今年度限りでの引退を表明しているRBバーバーの気合の籠もった走り&プレイコールを任されたギルブライトQBコーチの選択の良さが光りました。しかしワイルドカードでは、at Eagles。2006年シーズンのサプライズの一つと言えるガルシアの活躍、それもロードで三連勝による地区優勝獲得のEagles相手では分が悪いでしょう。
不安定さがSeahawksの個性、とワケの分からないこと言ってたホルムグレンHCですが、確かに中盤以降は49ersの躍進、Ramsの失速も含めて、NFC Westは大混乱。前年スーパーボウルに負けたチームは、プレイオフにすら出られない、という2001年からのジンクスは崩れたものの、ここから建て直せるでしょうか。
QBロモに託したのは正解だったCowboysは、終盤の失速、それも地元にEaglesを迎えて完璧なボールコントロールを許した守備が気になります。
NFCのもう一つのサプライズは、NFC SouthでSaintsが優勝したこと。弱いチームだからこそHCがすげ替えられて、これから建て直し、と誰もが思い、地区内には「強いランと守備」という近年の方程式を持つPanthersがいる、QBらしくなってきたVickを擁するFalcons、「あの」グルーデン率いるBucsがいるのに、の優勝。裏返せば新人二人をスキルポジションのスターターに、そしてQBは新スターターで勝てたチーム作りを賞賛すべきでしょう。
AFCはのちほど。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2006年12月 | トップページ | 2007年2月 »