関東大学選手権とライヴァルリー
味の素スタジアム(調布)に、法政vs日大の関東大学選手権を観戦に行った。
法政は、リーグ最終戦では、早稲田との全勝対決を「タイブレイク五回の裏」で決着する、すごい試合を経験。対する日大は慶應との全勝対決を圧勝し、一節早くディビジョン優勝を決めた。
ここずーっと関東の代表は法政だけれど、法政vs日大という構図は、ボクの世代(83年に社会人になった)には、とても懐かしい。そして、日大のディビジョン優勝が決まる前から、たしかA新聞は「日大が勝てば、法政との懐かしい対決。そして日大が関東の王者になれば、関西の王者、関学との青と赤の戦いが久々に実現」と書いていた。果たして、そのシナリオ通りに日大はディビジョンを制し、法政との選手権。
そして、今日は先制して以来、ずっとリードしていた法政を捕らえて、見事な逆転勝ちでの優勝。いよいよ関学と日大の甲子園ボウル(今年は改修中のため、会場は長居陸上競技場)が実現する。 http://www.kcfa.jp/
日大は90年の甲子園ボウルに出て以来、関東の王者にはなれていなかった。私の世代は日大の黄金時代に飲み込まれていたので「強くない日大」が、物足りない。いきなり日大の時代になるとは思わないが、関東の中に強烈なライヴァルリーが出来上がる機運を歓迎したい。タイトな試合、一年かけて準備するライヴァルリーこそ、フットボールの醍醐味であり、関東の学生、関東の社会人は、並列リーグのため「ライヴァルリーの維持」が出来にくい仕組みなのが残念だ。(=翌年、同じブロックになるとは限らない、という意味)
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