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2008/01/05

オフに向けて(NFL)

ドルフィンズが一年目のコーチ、キャメロンを解雇したのには驚きました。が、オーナーのすぐ下の役員に就任したパーセルが、前のGMを解雇したところから、動きは始まっていました。名門ドルフィンズにとってチーム史上最悪の1勝シーズンは異常事態だったのですね。それでも「一年でクビ」コーチの一覧がサイトに出るくらい、珍しい出来事、とも言えます。新しいGMとパーセルで、後任探しでしょう。

一年で、という意味ではファルコンズのペトリーノが、事実上「逃げて」しまったことの方が、コーチ出身者のボクにはショックでした。残されたチーム関係者の気持ちを、どう考えているのか。ブランク・オーナーと会談し、ペトリーノ・コーチは「大丈夫、あなたのチームにコーチはいますから」と「どこへも行かない意志」を示した直後に、アーカンソー大で、にこやかに記者会見されたのでは「裏切られた気分」とオーナーが言ったのも当然でしょう。
カレッジからNFLへの転身が難しいことは、近年のブッチ・デイヴィス(マイアミ大フロリダ→ブラウンズ、現ノースキャロライナ大)、デニス・エリクソン(オレゴンステイト大→ナイナーズ、現アリゾナステイト大)、ニック・セイバン(ルイジアナステイト大→ドルフィンズ、現アラバマ大)、マイク・ライリー(オレゴンステイト大→チャージャーズ、現オレゴンステイト大)、スティーヴ・スパリアー(フロリダ大→レッドスキンズ、現サウスキャロナイナ大)、などを見ても明らかですが、「シーズン途中で逃げる」のは、いささか...
後任探しはブランク・オーナー自らの行脚で行われているようです。

そして、レイヴンズがビリック・コーチを解雇。レイヴンズHCに就任翌年にはスーパーボウルでジャイアンツに勝ったビリックでしたが、その後はヴァイキングス時代に輝いたような攻撃を取り戻すことは出来ず。
さて後任探しで候補に挙がっているのは、ペイトリオッツ攻撃コーディネータのマクダニエル、カウボーイズ攻撃コーディネータのギャレット、コルツ・アシスタントHCのコールドウェル、レイヴンズ守備コーディネータのライアン、ブラウンズ攻撃コーディネータのチャドジンスキー、カウボーイズ・アシスタントHCのスパラーノ、といわれていますが、マクダニエル(31歳)は「今は、ヘッドコーチ職に興味無し」と早々と宣言。
若い、鬼才系のコーチが、若くしてNFLヘッドコーチに就任しても、なかなか成功しません。コーディネータとしてのアイデアマンと、ヘッドコーチとしてのチーム構築は別モノかな、と眺めています。
さあ、ワイルドカード!

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コメント

レイヴンズは、このアップ時には名前の無かった、ジョン・ハーボウ(イーグルスDBコーチ)をHCに招聘。弟のジム・ハーボウは、皆さんご存知のとおり。2007年からStanford大のHCになっていますから、兄弟でHCとは珍しいかもしれません。
ジョン・ハーボウはカレッジ・レベルも含めてHC経験ありません。

投稿: 輿です | 2008/01/20 15:55

ペトリーノが逃げたのは事実でしょう。しかし、今季はマイケル・ヴィックの問題で十分に情状酌量の余地があり、ドルフィンズのキャメロンのようなことにならなかった筈の彼が何故チームを放り出したのか。そこに興味があります。

生沢浩さんのブログで、
デアンジェロ・ホールやロディ・ホワイトがヴィック擁護のパフォーマンスをMNFで見せたという記事がありましたが、ヴィック自身にそれだけ人望があったと言うよりは、「犬の虐待」問題で、こういう結論が出てしまう米社会への反発があったのではないかと思うのです。

アトランタのオーナー、アーサー・ブランクは全米きっての巨大DIYチェーン「ホームデポ」の共同オーナーで、ヴィック問題で全米中の愛犬家団体から不買運動圧力をかけられ、それに負けて「NFLが動く前に、ヴィックを切った」と見られているそうです。

表向きはどうあれ、ヴィック問題は人種対立が裏にあるという見方がかなり一般的だそうで、アトランタの内情は、単にエースQBがいなくなっただけではないのかもしれません。

投稿: gaku父 | 2008/01/11 02:46

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