コーチ異動(2)
Week17を終えて四人目のコーチ解雇。
BroncosのHCシャナハンが14年目にして解雇されました。昨日のブログで「シーズン途中から見て、プレイオフを逃したのが最も意外なチーム」とBroncosを表現しましたが、JetsのHCマンジーニと同様、シーズン終盤での失速をチームのマネジメントは深刻に見たようです。
たしかに、QBエルウェイを擁してスーパーボウルを連勝し、エルウェイが引退したのちは、チャンピオンシップに至ったのが一回。プレイオフに登場しないことも多かったのです。RBデイヴィスをはじめとして、ゲイリー、アンダーソン、ポーティス、ドローンズなどなどのRBを育てたというか、生かしたラッシングのスキーム(ギブスというOLコーチによるところ大)も特徴的でした。
元49ersHCのマリウッチは「本人にコーチする気があれば、他のチームからHCとして誘いが来るだろう」と。
そういう意味では、Jetsがカウハーにオファーしていると報道されてます。が、最新情報では本人に興味無く、会談には至っていないもよう。引退したコーチに声をかけねばならないほど「実力が確かなコーチ」が少ないとも言えるし「オーナーは早く結果を求めている」とも言えます。しかし、今年「新人HC」のRavens ハーボウ、Falcons スミス、Dolphins スパラーノは、いずれもプレイオフ出場を果たすなど「才能は眠っている」とも言えます。ただしカウハーは、15年もSteelersのHCを務めたものの、まだ51才、161勝99敗1分なので、実績あり、という点では申し分無し。それでもSteelersという「じっくりコーチを育て結果を待つ」チームだったからこそ、とも言えます。
Jetsを解雇されたマンジーニにBrownsが興味を示しているとか、Lionsは、相当な数のコーチに面談承諾を得ているとか、動きは素早いです。
昨年、HC候補に挙がりながら、本人の意向もあり実現しなかった、Giantsの守備コーディネータ、スパグヌオーロやCowboysの攻撃コーディネータ、ギャレットは最有力候補と言えるでしょう。特にプレイオフを逃しているCowboysやPatsの攻守コーディネータには、強い誘いがあると思われます。
シーズン途中でHCが交代しているRaiders、Rams、49ersのうち、49ersのSingletaryは「継続政権」となりそうです。
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