コーチ異動(4)
昨日の今日で恐縮ですが、案の定Bucsは次のコーチを決めていたよう。守備コーディネータ、キフィンがテネシー大に出ることで、DBコーチから内部昇格が決まっていたモリスが、そのままHCまで一気に昇格。この一カ月でポジションコーチから、一瞬のコーディネータ職を経てHCに。
ここ二年DBコーチ、その前一年がカンザス州立大の守備コーディネータ、その前二年がアシスタントDBコーチ。この時のDBコーチは、今のスティーラーズHCのトムリン。二人が2005年に良い守備を作ったので、トムリンはVikesの守備コーディネータに(そして翌年スティーラーズのHCに)。モリスはカンサズ州立大を一年で終えて、トムリンが去ったDBコーチのポジションに。NFL.COMによれば、グルーデンHCが呼び戻したとか。このトムリン、アシスタントDBコーチの前、NFL入りは2001年のJetsでのインターンということで、まさにライジング・スター。
グルーデンの解雇は、シーズン終盤に崩れたチームとして、Jetsのマンジーニ、Broncosのシャナハンと同じ扱いと言える。
一方で、新人コーチのスミス(Falcons)、スパラーノ(Dolphins)はプレイオフで敗れたものの、一年で見事にチームを建て直し。ハーボウ(Ravens)は依然、勝ち進んでいる。と考えると「若いコーチのエネルギーがチームを変える」とオーナーたちが信じている(最近のトレンドとして)のもうなづける。
ということは、シャナハンやグルーデンを、すぐに雇うチームは無いかもしれない。
RamsはGiantsの熱血守備コーディネータ、スパグヌオーロをHCに決めた。スパグヌオーロは、Giantsで二年守備コーディネータを務める前は99年からずっとEagles。守備アシスタント→DBコーチと、守備の鬼才、ジョンソン・コーディネータのもと上ってきた。99年はEaglesにリードHCが就任した年。やはり若き逸材、将来のHCは、その時の逸材・鬼才が目をつけて近くに置いているのですね。
ホルムグレンのコーチ・ツリーからリードが出て、そこからチルドレス、スパグヌオーロが出たことに。もちろん、マリウッチ、グルーデン、モーニンウェグ、シャーマン、ジョーロンも、そのツリーの中から。
そのホルムグレンは引退。お疲れさまでした。
| 固定リンク
| コメント (3)
| トラックバック (4)
最近のコメント