« NHK近藤さん、名古屋へ異動 | トップページ | NFLのプレビュウ誌が出始めましたね »

2009/06/07

近藤さん(2)

飲み会の写真をアップして、生沢さんのレポートにリンクしたところ、多くのコメントを頂き、ありがとうございます。
生沢さんも書かれていましたが、近藤さんが「実は、事前に番組内容を確認できた方が、視聴者の皆さんにストレスを感じさせない番組を送れるのでベスト」と考えていたことは、初耳でした。
その理由は、
(1)近藤さんは、NFLは米国の文化、それを謙虚に放送すると言いながらも、メチャメチャ勉強しているから、初見でも問題なく対応できる準備が整っており、実際に絶対に初見、つまりライブ実況のチャンピオンシップやスーパーボウルで素晴らしい放送をやってきた。
(2)初見ではないな、と解説者に感じさせるシーンが無かった。(初見ではないと、見せ場、つまりビッグプレイの場面では、固唾を呑んで見守ってしまう感じが伝わってくるものです。近藤さんと組んでいる時、それを感じたことは皆無でしたから、=初見ではない、と思い込んでいた。
からです。
でも、近藤さんの言われる「視聴者にとってのストレス」って、実は「初見ではないことがバレる実況」も含まれるのではないかと思いつきました。そういう実況をご覧になった視聴者の方から、その実況アナを「予言者」と(皮肉って)掲示板などで書き込まれたことがありました。
一方で「視聴者と一緒に、初めてのシーンで戸惑ってしまっては、視聴者はストレスを感じる筈」というのは、言われてみればごもっともです。ある意味で視聴者と共に悩み、喜ぶ「視聴者目線」とも言えますが、視聴者は「そこんところ、説明してよ○○さん!」という気持ちの筈なんですね。
その気持ちに対して「ボクも分かりませんです」では情けない。
「ボクは、一度観てるから知ってますよ、このシーン。実はこれこれしかじか」という口調では、これまたどっちらけですね。
近藤さんの凄いテクは、知っているから説明できるのだけれど、知っているということを感じさせない。つまり一緒に、これ何だろう?と悩んでいるフリをしながら、視聴者よりも一歩先を進んで、「これって、○○かもしれませんねぇ。ああ、やっぱり○○でしたねぇ」みたいな、対応をすることでしょうか。これは、もう神業ですな。
この時点で、解説者が初見だと、ハンディキャップあります。詳しく説明すべき解説者が知らない、取り残される。でも、きっと近藤さんは「解説者見殺し、自分が一番知ってる」なんて言い方はゼッタイにしないのです。解説者に語らせる、ホントに解説者に、その場で気づかせるワザがあるのではないでしょうか。
ボクは、気づかせてもらったことがしばしばあったのでしょう、覚えていませんが。それも、その筈、実は近藤さんは知ってて、それをボクに気づかせて、ボクに「分かった!」と言わせてくれて解説者のカオを立ててくれていたのかと。ボクは、近藤さんに助けられたことすら、その場では気づかなかったのだと。
なんだか、「近藤さんの思い出を語る」みたいになってきてしまって恐縮ですが、現場復帰が期待される今、近藤さんがNFL実況に登場したら、こういうシーンに注目。でも、やっぱり視聴者の方には「助かったぁ!」という感想は持たせても「このヒト、知ってたんじゃないの、実は」とは感じさせない、寸止めの技があるのだろうと思います。

ボクが心がけてきたことは、次の書き込みにて。

|

« NHK近藤さん、名古屋へ異動 | トップページ | NFLのプレビュウ誌が出始めましたね »

コメント

ある一人のファンさんのおっしゃることも理解できますので、前回のコメントについても、ある一人のファンさんを批判しているのではなく、お互いにAmerican Footballファンとして、専門家や私のような素人を含めてみんなで、少しでもいいものを生み出すようにと、あれこれ口をはさませていただいております。

ある一人のファンさんのおっしゃるのは、たとえば映画についてあれこれ語る場所においての「ネタバレ」に似た問題ではないかと思いました。
映画のおもしろさを語るときに、見ていない人は、それを知りたくない、でも見た人は、おもしろさを語るときにそれを避けては通れない。
そういう場合にコメントする人は「以下、ネタバレあり」と書いたり、そもそもその場所自体が「ネタバレ(あり)サイト」と名乗っていたりします。
そういう点では、輿さんのこちらのブログも「関係者のネタバレあり部屋」とでも称した方がいいのかもしれません。

逆にいうと、ネタバレがないと、素人が意見や要望などを書き込もうとしても、実際のところ、輿さんや放送関係、あるいは競技関係の方は何をしているのか、何を考えているのかわからないと、的外れになったり、単なる鬱憤晴らしの批判になってしまったりします。
たとえば、NFL放送に対する意見にしても、放送する側が、このように取り組んで、こう放送しているんだということがわかると、なるほどそうだったのかと思い、では、よりよい放送にしてもらうには、何を訴えればいいのか、論点も明確になると思います。

さて、ある一人のファンさんが、現地放送局およびNHKが製作映像部分について言及なされていますが、私にはそうは思えません。オープニングについてご説明いただいたこともあると記憶しておりますし、現地映像が突然「抜いた」ショットや、現地コメントの大事な部分を即座に拾って、解説に取り入れているのも、私にとってはありがたいことです。
現地音声が何か言っている「はず」なのは、映像を見ている人にはわかります。
それを置いてきぼりにされる方が、見ている側はストレスになるかもしれません。

ある一人のファンさんのコメントの中で、唯一納得できないのは、「実際の放送での視聴者が最も知りたくない事」というところですね。
視聴者、ファンは人それぞれです。
ある一人のファンさんが知りたくなくても、知りたいと思う人もいらっしゃることでしょう。
放送する側としては、できるだけ多くの視聴者の要望に沿った放送をしたいと考えることでしょう。
そのためには、ある一人のファンさんのように、自分の好みを伝えることも大事ですから、単に発言を批判しているつもりはまったくありませんが、自分の意見をぶつけてそれでおしまいというようなスタイルは、よいものを生み出さないと思います。

そこで、たとえば、「実況と解説者は結果を知らずに解説して欲しい、スタッフは完璧に試合結果や経過、現地放送の内容を把握しておいて、適切に実況と解説者にその場で伝えるようにしたらよいのではないか」というような意見・要望にまとめたらいいのではないかと、個人的には思いますね。
もうコメントなさらないとおっしゃられてますが、ご覧にはなっていると思いまして、コメントさせていただきました。

投稿: こおり | 2009/07/11 16:26

この場での議論、言い合いに関しては全く場違いである事を重々承知しております。輿様、自分がストレスと感じていますのは実際の放送での視聴者が最も知りたくない事をこのように簡単に述べられている事であります。

知る必要のないことです。自分はそうは思っていても録画放送であってもライブの放送であっても実際の現場での中継放送として視聴しております。そんな輿様の心がけ云々等ブログに書かれたら、これからの放送においてああそうやって解説してるのね。他の解説者もそうしてるのかな。ああこの解説者は結果を知ってて喋っているのね。

など視聴上、ゲームを最も楽しむ事のできない結果になります。視聴者の一人としてそう思います。

それに 輿様の解説に注文を付けるとしたら。
いつからあなたのアメフト番組になったのでしょうか。
僕はNHKのつくったVTRが好きで、オープニングとかを最も楽しみにしています。でも輿様はそういうVTRに対してすごく無関心というかなにもコメントされている印象にありません。
なにか自分の集めた知識を披露して、暇になったら英語チャンネルを解説始めているのもストレスです。
これから輿様のご出演なされる放送では英語チャンネルを聴きたいと思います。

これ以上のコメントはしません。

投稿: ある一人のファン | 2009/07/10 22:29

ある一人のファンさん、「放送を見る心がけ」ではなく、「放送する側の心がけ」を輿さんがお話くださっているんですよね。
ストレスをお感じとのことですが、このサイトを見ているストレスなのか、放送を見るストレスなのかは、わかりかねますが、知りたくありませんと突き放すよりは、どういう点にストレスを感じるのかをコメントなされた方が、建設的でもありますし、何より、「ストレスを感じさせない放送」について、ブログ上の投稿であっても、参考にしていただけるのではないでしょうか。

寸止めについては、輿さんが近藤さんの技量について言及したことであって、それを他人がどう思おうか自由ではありますが、私は素晴らしいと感嘆しております。

投稿: こおり | 2009/07/06 11:26

寸止めの手法ですか、実際にどうでもいい事だと思います。
放送を見る心がけ等知りたくありません。
ストレスを感じます。

投稿: ある一人のファン | 2009/07/04 15:24

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/135927/45269413

この記事へのトラックバック一覧です: 近藤さん(2):

« NHK近藤さん、名古屋へ異動 | トップページ | NFLのプレビュウ誌が出始めましたね »