今年の初当番(登板)、マニングボウルⅡを楽しみにしていましたが、いまの時点での力の差が出てしまった試合でした。ちょっと残念。
意外なチームが開幕二連勝ですよね。
AFC:ドルフィンズ、スティーラーズ、テキサンズ、チーフス
NFC:ベアーズ、パッカーズ、バッカニアーズ
NFL.COMでマーシャル・フォークとウォレン・サップが、これらのチームを「優勝争いに絡む」(contender)か「そう見えるだけ」(pretender)として比較してましたが、こういう、contender/pretenderみたいなコトバ遊びが楽しいです。
このうち「結構、イケルんじゃないの、このチーム」と言えるのは、テキサンズ、パッカーズくらいでしょうか。
特にチーフス、バッカニアーズは「どうしちゃったの?」という好調ですね。
下馬評が低いからこそ、それを自覚して、一所懸命に準備して、試合でそれが実って、多少は相手の油断もあって、なんて、やっぱりフットボールらしいです。
チーフスHDヘイリーは、二年目にして攻守のコーディネータを入れ換えましたね。
それも、ベリチック門下生のワイス(攻撃)とクレネル(守備)。ワイスはノートルダム大HCに転身してからの出戻り。クレネルはブラウンズHCからの流れ組ですが、ヘイリーはかつてベリチック門下生として97-99年、ジェッツにオフェンスのアシスタントとして在籍。攻撃コーディネータがワイス、守備コーディネータがクレネル、ベリチックはアシスタントHCで、ボスはパーセルです。その後、三人はペイトリオッツに移り。そういう意味では「かつての部下が上司を部下に従える」構図です。コーチの世界では、「よく知ってる間柄」は貴重なこと、上下なんて関係ないかもしれません。
そういえば、今年ジャイアンツの守備コーディネータに(ビルズから)移ったフューウェルは、ジャグアーズ時代、コフリンHCの部下ですね。
ベアーズはカトラーに新・攻撃コーディネータのマイク・マーツのシステムがフィットしつつあるということでしょうか。
スミスHC、思い切った起用です。
さて、意外な「開幕二連敗」は、カウボーイズとヴァイキングス。現地のプレビュウ誌は、AFCこそ、チャンピオンシップの組み合わせは、さまざまですが、NFCは三誌とも、この対戦。
開幕連敗でも、建て直せば大丈夫でしょう。
ジャイアンツは開幕五連勝ながら、終わってみれば8-8。いかに緊張感を保ち、相手を研究し、新しいネタを仕込み、新しいネタを実行に移せるか、ということかと。
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