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2010/12/21

立命館とオービック

昨日、甲子園ボウルのNHK BS1での生中継の副音声を担当させて頂きました。結果は、皆さんご存知のとおり、立命館の圧勝でした。立命館のタイトなゲーム・スケジュールから、準備期間、コンディショニングに余裕のある早稲田がやってくれるかもと期待して臨んだのですが、私には意外な大差。試合前夜、主音声解説の有馬さんと話している時、彼は「立命館の圧勝」を予言していました。そんなに早稲田の攻守ダメかなぁ、と思い、攻撃ラインのしたたかさ、しつこさが意外に立命館の守備を困らせるかも、と意見は述べたのですが、彼の予想とおりでしたね。朝日新聞で篠原記者が「関西は鍛えられている」とバッサリ書いていました(篠原さんは京大フットボールOB)が、それも当たっているなと感じました。とにかく立命館の守備ラインのスタートが速く、かつスタンツもあって、早稲田のゾーンブロックが有効に働かなかったようです。法政との熱戦を制した早稲田でしたが、同率優勝までの修羅場、そしてプレイオフという短期決戦の修羅場をくぐり抜けた立命館には正直、歯が立たなかったということでしょうか。

そして今晩、Japan X Bowlで、オービックシーガルズがパナソニック電工インパルスに勝ち、社会人日本一となり、ライスボウルへ駒を進め、立命館と戦うことになりました。今年のパナソニック電工は、接戦に持ち込まれる展開はリーグ戦からありながらも、最後には勝ってしまう底力を感じさせていたのに対して、オービックはリーグ戦、セカンドステージまでは圧倒的守備力と得点力で、そして準決勝は鹿島にOvertimeの末勝ちました。今日も守備戦。そしてそれを突破する攻撃の次の手。また、それを阻止する守備、という、まさに一進一退。そして残り時間と点差を睨みながらのクロックマネジメントを意識しながらの試合展開は、まさに熱戦でした。
オービックQB菅原もパナソニック電工QB高田も、通常時のパス以外に、ラッシュをかわしてのスクランブル、かわしながらの絶妙なコントロールのパスが、何度も窮地を救いました。そして逞しいRBたち、WR陣。この試合をさらに引き締めたのが、素晴らしい守備ラインをはじめとする守備の面々。一つ一つのプレイに集中し、コーチの意図を見事なまでに遂行する守備で、しびれるシーン続出
昨日は解説だったので観戦というモードではなかったのですが、今晩は存分に観戦し、堪能させてもらいました。
オービックと立命館、おめでとうございます。
ライスボウルは例年とおりNHK教育テレビで生中継です。今年、私は副音声です。このブログをご覧になっている方々は観戦初心者ではないのですが、お知り合いにでもご紹介くださいませ。

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コメント

私も翌日の朝日新聞の篠原記者の記事を読み、共感すると同時に「バッサリ斬ってる…」と感じました。ご出身が京大だったのですね。道理で関西のアメフトにも精通されているわけです。
地上波ではないとはいえ、昨年からの甲子園の生中継は喜ばしい限りですが、JXBはCSでの中継しかなく、歯痒い思いでネットの速報を見ていました。
早稲田は相手守備の目先を変えるプレーに終始していた印象があり、最初にTDを奪ったプレーのように効果的に出そうなプレーを(守備がアジャストするまで)延々やればよかたのでは・・・と思いました。
そう簡単なものでもないとは承知の上ですが、準備してきFootballでの真っ向勝負も必要。けれども相手にとって嫌なプレーで畳みかける強かさも不可欠だと思うのです。

立命のOL陣とオービック守備の激突を楽しみにしながら越年します。

投稿: 小人 | 2010/12/21 17:37

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