« 2011年1月 | トップページ | 2011年9月 »

2011/02/08

ポラマル

パッカーズのポラマル攻略というか、ポラマル無力化の方策として、スプレッドな攻撃隊形で、長いパスがあることを定期的に示すことで、ポラマルのスティーラーズ守備での役割を「QBへのプレッシャーではなく、パスカバー重視」に据えてしまったことがあるように思いました。ポラマルのQBサック&鉈でたたき落とすようなファンブルフォースは、あまりに鮮烈で、ロジャースの機動力を持ってしても、たいへんにキケンな守備だったはず。ならば、ポラマルがラッシュに来づらいように、ポラマルがパス守備をしていないと、スティーラーズ守備が大怪我をするように意識付けをしたのではないでしょうか。結果、パスは水モノなので、Time of Possessionは稼げず、パッカーズ守備が疲弊することになったものの、それでも守りきったパッカーズ守備は、やっぱりお見事でしょう。

一本目のインセプリターンTDを食らったシーンで、ロスリスバーガーが充分なフォロースルーを得られず、パスを投げたために、パスが浮いてインターセプトを喰らいましたガ、ロスリスバーガーは、迫り来るラッシュが目に入って、重心が後ろにあったように思いました。ラッシャーが目に入ろうとも、自分の腕力を過信せず、基本通りのスローイング・メカニクスで、あのカラダを生かして投げ込んでいたら、DLにヒットされていても、あんなパスにはならなかったのではないかと。あのシーンを見てて、試合中の何回かのリプレイを見てての感想です。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2011/02/07

反省

いい試合でしたね。
昨晩の反省。
・とにかく時間が短い。10分だけれど、一般の視聴者に向けて、ビデオなどを入れるので、話せる時間は僅か。
・その僅かな時間に、あれこれしゃべっても、一般の視聴者には「??」となってしまうし。
・木曜の夜、ディレクターさんと二時間ほど、あーだこーだと打合せしてきました。上り調子のパッカーズに勝たせてやりたいな、という思いが正直あったので、屋根を閉じてドームになれば、フィールドの状態がベストに保たれて、スピード派のパッカーズ攻撃がフィットする、というSI.COMの記事をベースにストーリを展開させて頂きました。
・スーパーボウルが、どれだけスゴイのか、というのは、分からない方々には必要なトリガーなんですね。ファンの皆さまには「いまさら」の感がありますが、やむなし。
・ホントウだと、NFLのパリティのための施策(サラリーキャップ、FA、ドラフト)などを紹介したいし、トレーナーの仕事の大切さも、個々の選手のポイントも、いろいろ話したかったけれど..
・でも、リハーサル(一回だけやりました)と比べて、答えがコンパクトになった分、時間が少しだけ余りまして、デスクから「スティーラーズが勝つとすれば、を追加コメントせよ」と指示が本番中に出て、最後の「パワフルなスティーラーズの攻撃が機能すれば」という説明(補足?)に結びついた次第。実際、Time of Possessionを稼いでいる時のスティーラーズの攻撃は、そんな感じでした。スティーラーズが負けているとは思えないくらい「スティーラーズに絶対追いつかれる」イメージがありましたね。パッカーズのパスへのこだわりは見事でもあり、あれだけパスが浮いて、レシーバのドロップも続いたならば、気持ちが揺らぎそうなものですが、マッカーシーHC、見事でした。
「試合が終わったとき、たまたまパッカーズが点差で上回っていた」からパッカーズが勝った、ターンオーバーがマイナス3でも、あの点差だったスティーラーズの強さが目立った試合でもありました。

| | コメント (4) | トラックバック (1)

2011/02/04

見どころ

解説の役割が終わったら、一視聴者モードになっていたのか、ごぶさた、失礼しました。
スーパーボウルの日は、有休をゲットしました。
前夜、つまり日曜日22時からのNHK サンデースポーツで、スーパーボウルの見どころコーナーを放送して頂けることになり、ありがたくも、生出演のお声がけをいただきました。
今のところ、22時20分くらいから10分程度
とのことですが、昨日から賑やかな大相撲の問題がありますので、日曜に「新たな事実発覚」なんてことになると、サンデースポーツでも、それなりの時間を割いて報道せねばならず、結果、しわ寄せはスーパーボウルの見どころコーナーに来るのではと危惧しています。
この時期、サンデースポーツの主たる話題は、プロ野球のキャンプ地からの中継で、何年か前、まだ青山アナがサンデースポーツを担当されていた頃、スタジオにお邪魔しました。今回も、ほぼ同じ構成とのことで、渋谷のスタジオで廣瀬アナと「留守番」している気分ですね、きっと。
で、その年は、パックンが相手だったような。ということは、ペイトリオッツ(パックンはハーバード大出身)が出ていたスーパーボウルですね。2004年かな。ペイトリオッツとパンサーズ。
その前年は、同じ番組に、デイブ・スペクターさんとかと一緒に出た記憶があります。コンタクトを見せたいということで、フロンティアーズの選手も数名連れて行った記憶も蘇ってきました。2003年になりましょうか。バッカニアーズとレイダース。
青山アナとは、それより前に、ライスボウルの副音声でご一緒したのだと思います。その後、サンデースポーツにご出世されました。
今のサンデースポーツの廣瀬アナも、数年前、ライスボウルの副音声でご一緒しましたので、それ以来の「共演」になります。楽しみです。

さて、見どころはどうなりますか?
正直、似ているチームという気がするのです。
ちょっと固さ、華やかさはチームの生い立ちからしても違うかもしれないけれど、タレントの揃った3-4守備で、率いるは守備の達人、繰り出すは変幻自在の、あるいは創意工夫の守備。ケイパースとルボウという両コーディネータは、カウハーHCのスティーラーズ初期はケイパースが守備コーディネータ、その部下のLBコーチがルボウという関係でした。これを師弟と呼ぶのはおかしいかもしれないけれど、いわゆるブリッツバーグと呼ばれる守備を作った頃かと。
攻撃は安定感のあるQBに率いられ、ランも出て、OLもしっかりしていて、WR陣にもタレント揃い。QBは「スーパーボウルにすでに二度優勝している、プレイオフ経験も豊かな、大型QB」と「スーパーボウルは初出場ながら、マイケル・ヴィックに次ぐと言われるアスリートQB」という対比かと。あとエースRBの経験が違いますか。

スポイラのサイトだったかで「スタジアムの屋根は閉じられることに決まった」と書かれていて、「結果、ドームである」と。ということは、芝のコンディションが外部の天候に左右されず、ベストの状態になるとすると、スピード感あふれるオフェンスを展開するパッカーズが強みを発揮しやすいのではないか、と。
なーるほど。寒いグリーンベイのチームだから、凍った芝、ぬかるんだ芝で強いと思い込んでいましたが、そういうフィールドに慣れているのは事実ながら、今のパッカーズの攻撃は、スピードとタイミング、精度という感じですよね。QBロジャーズが、というよりもマッカーシーHCの好きな攻撃スタイルが、そういうもので、マッカーシーがやってきたQBファーヴのパッカーズ晩年も「とにかく、すぐに投げるパス」がベースだったと思います。

あとは、ペイトリオッツがスティーラーズに勝った時の、スプレッド・オフェンスをパッカーズは真似るのではないか、と。
こういう数々の「予想」に対して、スティーラーズの準備、仕込みは?
楽しみですね!

シーズン前、現地のプレビュウ誌三誌は「スティーラーズはプレイオフに出られない」と予想し、実際は第二シード。これはロスリスバーガーの四試合出場停止で、開幕ダッシュが出来ないと見切られたためと思われますが、見事に三勝一敗で乗り切りました。
一方、パッカーズは三誌とも「プレイオフに出る」と予想。ただしNFCのチャンピオンシップはカウボーイズとヴァイキングスの間で争われると、一致した予想だったので、パッカーズの戦力整備は評価されていたものの、いま一歩という予想だったのかと。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2011年1月 | トップページ | 2011年9月 »