例によって、担当する試合が始まる日本時間の日曜10時から収録が終わる月曜の21時すぎまで、情報を断っていたため、何も書かずにごめんなさい。
パッカーズ@ナイナーズの戦前の輿の気になっていた点:
・ラッシングはパッカーズの方が出ない。(前の週のワイルドカードを解説して実感)
・相手が誰でもパスを通してしまうロジャースは魅力的。(キャパニックはクラブトリーに頼り過ぎ。網を張られるに違いない。そのときにはTEデイヴィスに?)
・DCケイパースは、復帰してきたウッドソンを、デイヴィスのカバーだけでなく、ワイルドカードゲームのときのようにパスラッシュにも参加させるはず。キャパニックはこれまで、プレッシャーには弱い。(走れるから投げることにこだわらない)
・こういう大舞台になると、やっぱり経験の差がモノを言うかもしれない。
・パッカーズはアウェイで弱くない。
→しかるにパッカーズが3点差で勝つ。
実際27-27くらいまでは、ターンオーバーからの得点も含めてシーソーゲームでした。
それだけに、あの試合に向けて準備した、仕込んだであろう、キャパニックのゾーン・リード(ランニングバックのゾーンプレイのフェイクをしつつ、守備の最初の動きを見て自分の動きを決める)が、爆発したのはビックリしました。
ワイルドカードで、プレイオフでいきなりスターターになったヴァイキングスのQBウェブが試合冒頭に、チョイ見せのように走っていましたので、「走れるQBに対する準備」は出来てると思ったのですが。
実際、最初は走られたものの、しばらくはOLB#59ジョーンズがスピードで対応し始めていて。ですから、50yds超のTDランは、#93のブロック処理の拙さ(とプレイを見失っている)と、ウッドソンの対応ミスで、行かれてしまいました。
その後も#52マシューズがプレイを見失っているようなシーンがあり、あれほどの選手を、ブロックせずに無力化できたところで、勝負あった感じです。
異次元という表現を使ってしまいましたが、キャパニックのランは、あの試合において、ゴアのラン、クラブトリーへのパスとは別の、第三の武器であったのは明らかだったかと。
まことに、おそれいりました。
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